小脳とめまいの関係

小脳とめまいの関係

 

 心臓と並んで重要な臓器である脳は、絶えず信号を送り続けることで人間の生理現象や行動を適切に制御しています。
大脳の活動や病理的な現象は、人間の思考や記憶、感覚器官の状態を左右するものとして常に注目されていますが、小脳も同様に、私たちの健康状態を大きく左右するとても重要な器官です。

 

 小脳は主に運動機能に関わっている部分で、体のバランスを保持したり、指先を細かく動かすなどの精密な作業を担っています。
また、近年の研究からは、体の動かし方や反復的な行動を記憶し、無意識のうちに特定の動作を行えるようサポートしていることもわかってきました。

 

以上のように、小脳の働きは私たちの普段の生活を根底から支えるものと言って良いでしょう。
 小脳が上手く機能していない時、私たちの体には少なからずその影響が及びます。

 

たとえばめまいや体のふらつきは、小脳の機能不全によって起こる場合があります。

 

血管が詰まることで引き起こされる小脳梗塞や、血流量が局所的に減少する虚血性貧血などで小脳への血流がストップすると、運動の調整機能が上手く働かなくなります。
これが原因となって、全身がふらついたりめまいが起こることがあります。

 

小脳以外の原因で起こるめまいとの違いは、筋肉の動きが悪くなることでろれつが回らなくなったり、眼振(視線が合わず、左右に揺れ続ける)などが併発する点です。
また、大脳を含めた一般的な脳梗塞でも見られる意識障害や吐き気、体の半身が麻痺するといった症状がめまいとともに確認できる場合もあります。

 

病気以外では、アルコールの摂取や過度のストレスなどで、小脳の働きが阻害されてめまいやふらつきを起こす場合があります。
 脳梗塞のような発作的なものでなくても、小脳に十分な血流が届きづらい方は、日頃からめまいを引き起こしやすい状態にあります。

 

慢性的な貧血の方などは注意が必要です。

 

また、運動不足で筋肉が弱っていたり硬くなっていると、ポンプとしての働きが弱り、同様にめまいを引き起こしやすくなります。
こうした方は、造血をうながすために鉄分をしっかりと摂ったり、ストレッチ運動など筋肉を積極的に動かすことで、めまい体質を改善することができます。

 

特に、手足首など体の末端や腕、スネ、アキレス腱などは、伸ばしほぐすことで血の巡りが改善され、めまいを起こしにくくなります。
デスクワーク中心の方など、普段の生活で体をあまり動かさない場合は、休憩時間に体操する習慣をつけると良いでしょう。

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